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【米国市況】S&P500続伸、国債利回り低下-景気刺激策に期待

更新日時

13日の米株式相場はS&P500種株価指数が続伸。米10年債利回りは2日連続で低下した。米政府による景気下支えが続くとの楽観が背景にある。

  • 米国株は続伸、ハイテクけん引-ダウ平均は小反落
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.08%
  • ドル上昇、対円103円後半
  • NY原油は7日ぶり反落、石油製品在庫が増加-ドル高も重し
  • 金スポットほぼ変わらず、米刺激策への期待とドル高で綱引き

  テクノロジー株が上げを主導。ナスダック100指数の上昇率はS&P500種を上回った。インテルは7%急伸。同社は最高経営責任者(CEO)の交代人事を発表した。

  S&P500種は前日比0.2%高の3809.84。ダウ工業株30種平均は8.22ドル(0.1%未満)安の31060.47ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.08%と、3月以来の高水準から下げた。米国債入札での需要が2日連続で堅調だった。

  インフォーマ・フィナンシャル・インテリジェンスの市場ストラテジスト、ライアン・ナウマン氏は「財政支出拡大への期待が高まっていることや、新型コロナワクチン接種の年内本格化に伴い景気見通しが明るくなっていることに引き続き焦点が当たっている」と指摘。「株式市場は世の中で起きているカオスには目も向けず、動じている様子もない」と述べた。

  米下院は、トランプ大統領に対する2度目の弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。ただ、トランプ氏の大統領任期が終了する20日以前に上院での弾劾裁判が行われる可能性は低い。

Rise in benchmark U.S. Treasury yields has come amid a jump in term premium

  外国為替市場ではドルが上昇。ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)理事は、年内に債券購入プログラムが縮小される可能性があるとの見方に否定的な見方を示したが、ドルは上昇を維持した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.2157ドル。ドルは対円で0.1%高の1ドル=103円89銭。

  ニューヨーク原油先物相場は7営業日ぶりに下落。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫は5週連続で減少したものの、ガソリンと留出油の在庫増加が示された。ドルの上昇も相場の重しとなった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、30セント(0.6%)安の1バレル=52.91ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は52セント安の56.06ドル。

  金スポット相場はほぼ変わらず。米景気刺激策への期待は続いたが、ドルの上昇が重しとなり、日中はもみ合いの展開だった。スポット価格はニューヨーク時間午後3時2分現在、ほぼ変わらずの1オンス=1854.21ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.6%高の1854.90ドルで終えた。

原題:Stocks Rise for Second Day; Treasury Yields Drop: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Advances as Brainard Pushes Back on Taper: Inside G-10(抜粋)

Oil Rally Pauses With Fuel Buildup Dimming Tighter Crude Supply(抜粋)

Metals Swing as Dollar Pressure Goes Against Stimulus Tailwinds(抜粋)

(相場を更新し、コメントなどを追加します)
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