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コロナ禍の倒産は30年ぶり低水準、支援奏功も息切れ懸念-昨年

  • 倒産件数は7.3%減の7773件、新型コロナ関連は792件
  • 支援策がなくなれば企業倒産が増加に転じる可能性も

2020年の倒産件数は新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が停滞する中でも、1990年以来30年ぶり低水準となった。政府や自治体、金融機関による資金繰り支援、助成金や給付金などの支援策が功を奏した。東京商工リサーチが13日発表した。

  2020年の倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年比7.3%減の7773件。新型コロナ関連倒産は792件だった。負債総額も同14.3%減の1兆2200億円と、1973年以来の低水準。

出所:東京商工リサーチ

  業種別の倒産件数は、宿泊や飲食を含むサービス業は増えた一方、建設業や小売業、卸売業、製造業で大幅に減少した。政府の需要喚起策GoToキャンペーンを受けたサービス業は12月まで4カ月連続、巣ごもり需要の恩恵を受けて小売業は8カ月連続で前年同月を下回った。

  東京商工リサーチは、緊急事態宣言の発令下で支援策に切れ目が生じると「抑制されてきた企業倒産が増加に転じる可能性も高い」と分析した。

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