コンテンツにスキップする

ペンス氏、憲法修正25条発動拒否-ペロシ氏に「最善の利益でない」

更新日時
  • 下院は12日に憲法修正25条発動を副大統領に求める決議案を採決する
  • またトランプ氏に対する弾劾訴追決議案が13日にも採決される見通し

ペンス米副大統領は12日、大統領の罷免手続きを定める米国憲法修正25条を発動し、トランプ大統領を解任することは米国の「最善の利益」にかなわず、「憲法と整合的」でもないと民主党のペロシ下院議長に書簡で伝えた。

  下院は12日夜、憲法修正25条の発動をペンス副大統領に求める決議案を採決する。ペンス氏は下院議長に宛てた書簡で、決議案の要求に応じない姿勢を明確にしたが、下院で多数を占める民主党は、それでも拘束力のない決議案の採決を行う構えだ。

  さらに暴徒化した支持者による連邦議会議事堂への乱入を扇動したとして、民主党が下院に提出したトランプ氏に対する弾劾訴追決議案が、13日にも採決される見通しだ。

  ペンス氏は書簡で、大統領支持者による議会乱入事件を受け、今は米国にとって癒やしの時だと主張。「さらなる分断と一時の激情をあおるような行動」を慎むようペロシ氏と議員らに強く求めた。

  ペンス氏は、大統領の「職務遂行能力の喪失」か「障害」に対応することが憲法修正25条の目的だと指摘し、下院が「政治的駆け引き」を行っていると批判した。

  

原題:Pence Won’t Act to Remove Trump, Says Nation Needs Healing (2)、Pence Tells Pelosi 25th Amendment Not in Best Interest to U.S.(抜粋)

(ペンス氏の書簡の内容を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE