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きょうの国内市況(1月12日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅続伸、米財政拡大期待で先高懸念-電機や医薬品高い

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  東京株式相場は小幅に続伸。バイデン次期大統領就任で財政拡大による景気回復や一段の株価先高感から、電機、医薬品、電気・ガスなどを中心に割安株が買われた。

  • TOPIXの終値は前営業日比3.00ポイント(0.2%)高の1857.94
  • 日経平均株価は25円31銭(0.1%)高の2万8164円34銭―1990年8月8日以来の高値

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト「バイデン次期大統領が財政政策を講じるという話は先週からしており、少し長い目で見た先高感が意識されている」と指摘。「昨年末に成立した約9000億ドル規模の追加経済対策に、さらにもう一段、家計への現金給付2000ドルへの引き上げや中長期のインフラ投資など、民主党優勢のトリプルブルーになったプラスの材料が出てくるという期待感が株価を支えている」と話した。 

  • 東証33業種では電気・ガス、石油・石炭、空運、医薬品、鉱業、精密機器などが上昇
  • パルプ・紙、証券・商品先物、サービス業、小売業、非鉄金属、海運などが下落

●債券は反発、日銀オペ結果受け買い優勢ー米債安の影響限定的との見方

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  債券相場は反発。米国の長期金利が昨年3月以来の高水準を更新したことで売りが先行したものの、日本銀行が実施した国債買い入れオペが需給の引き締まりを示したことを受けて買いが優勢に転じた。日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の下、米国債安の影響は限られるとの見方が出ていた。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比8銭高の151円86銭で高値引け。朝方は売りが先行し、一時151円68銭と中心限月で昨年11月以来の安値を付けたが、午後はオペ結果を受けて上昇に転じた
  • 新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低い0.03%、新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.115%
  • 新発20年債利回りは横ばいの0.415%、一時0.42%と昨年9月以来の高水準

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 米長期金利が上昇する中でも、中長期債は日銀にしっかりとコントロールされており、オペの結果を受けて先物に買い戻しが入った
  • 円金利のボラティリティーが低い中で、ロールダウン込みのキャリー収益に優れた長期債の需要は底堅い
  • 日銀のサポートが弱い超長期債でも、米金利が緩やかに上昇する下では押し目買いで小じっかり。20-30年の過度なスティープ(傾斜)化も修正されてきている
  • 今の低ボラティリティー下で、米金利がじりじりと上昇していく程度なら影響は限られ、むしろ金利が上昇したところは押し目買いが入りやすい

日銀オペ

  • 対象は残存1年以下、3ー5年、5ー10年、10ー25年で、通知額はいずれも前回と同額
  • 応札倍率は残存1年以下が1.17倍と異次元緩和下の最低、3-5年と5-10年も1倍台と売り圧力の弱さ示す

●ドル・円は104円台前半、米長期金利上昇も上値は限定

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  東京外国為替市場のドル・円相場は、1ドル=104円台前半で小幅な値動き。バイデン次期米政権が大規模な景気刺激策を打ち出すことを期待した米長期金利の上昇を背景にドル買いが優勢となる場面があったものの、上値は限定的だった。

  • ドル・円は午後3時42分現在、前日比0.1%安の104円19銭。104円10銭を安値に一時、104円33銭まで上昇
    • 前日には一時、104円40銭と昨年12月10日以来の水準まで上昇
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.2154ドル。ここまでのレンジは1.2139ドルから1.2162ドル
    • 前日は一時、1.2132ドルと12月21日以来の安値

三井住友信託銀行の瀨良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 米国の政治イベントと雇用統計を先週こなし、目先は材料難で動意薄の展開。ドル・円は米長期金利の上昇につられて104円台に乗せたが、きょうは動きが鈍い
  • 米長期金利が株価を崩す水準まで上がるかが今後の焦点。米地区連銀総裁らが将来のテーパリングに言及し始めたが、そこまでは上がらず株価も崩れないのがメインシナリオか
  • トランプ大統領弾劾の動きなどが見られるが、任期満了まであと10日もないので時間切れで終わるのではないか
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