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英国、国際的ビジネス拠点のランキングで2位に後退-EU離脱響く

  • EU離脱で金融・政治面の不確実性が増大、魅力低下につながった
  • 米国がランキング首位、英国は他のG7をなお上回る-日本は20位

英国の国際的なビジネス拠点としての魅力は欧州連合(EU)離脱の影響でかなり低下したものの、米国以外の主要国より良好な位置にとどまっていることがドイツの民間調査で分かった。

  ドイツの同族企業の財団が発表した最新のランキングで、英国は米国に次ぐ2位に後退。他の主要7カ国(G7)ではカナダが4位に入ったほか、ドイツは17位、フランスは18位、日本は20位で、最下位の21位はイタリアだった。

  リポートの執筆者は「英国にとってEU離脱は大きなマイナスとなった」と指摘。経済のダイナミズムを取り戻す道のりは長いとの見方を示した。

America First

U.S. seen as most attractive business location among G-7

Source: Stiftung Familienunternehmen

  ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が財団の委託でまとめた同ランキングは2006年が最初で、今回は8回目。各国のビジネス環境を税制、人件費・生産性・人的資本、規制、資金調達、インフラ・制度、エネルギーの6項目で評価した。

  英国は「EU離脱に関連した不確実性」が「資金調達」と「インフラ・制度」の項目に深刻な打撃を及ぼし、全体の評価押し下げにつながった。

  一方、米国は主に規制、資金調達、エネルギーの項目における「ずばぬけて高い評価」が首位獲得に寄与。人件費・生産性・人的資本の項目でも好評価を得た一方、明確な弱点は税制だった。

原題:
Brexit Drags U.K. Below U.S. in Global Business Location Ranking(抜粋)

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