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ヘッジファンド、ドルのショートカバーに向かう-相場反発に勢い

  • ユーロとポンド、豪ドルのネットロング縮小-CFTCのデータ
  • 指標の米国債利回り上昇幅は先週20bpと、昨年6月以来の水準

外国為替市場でドルの反発が勢いづいている。米国債利回りの急上昇を受け、投機筋によるドルのショートカバーが相次いでいることがうかがわれる。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は11日に一時0.8%高となり、昨年12月23日以来の高値に達した。ドルが主要通貨の上昇をけん引する状況下で、トレーダーはレバレッジドファンドからの力強い需要を報告している。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータでも、ユーロやポンドなどの主要通貨についてロングポジションを縮小する動きが示された。

  ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・マレイ氏は「ドルはあまりにも売られ、敬遠され、ショートにされており、近くのある時点でしばらくの間、上昇するはずだ」とした上で、「ドルは取引可能な反発の機が熟しており、上昇は少なくとも数週間、もしかすると2、3カ月にわたって続くだろう」と分析した。

BBDXY gains have been largely aided by rising U.S. yields

  指標の米国債利回りの上昇幅は先週、20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、昨年6月以来の水準を記録。利回りがどこまで上昇するかについて市場の見方が分かれる中で、ドル弱気派は再考を迫られている。 新興市場国通貨や金などリスクに敏感な資産はいずれも売られている。

  CFTCのデータによると、レバレッジドファンドでユーロとポンド、オーストラリア・ドルのネットロングのオプションと先物のポジションが5日までの1週間で縮小。ニュージーランド・ドルとカナダ・ドルのショートも増えた。

10-year Treasury yield's mid-March levels are key areas over next weeks

原題:
Hedge Funds Head for Cover as Dollar Rebound Gathers Momentum(抜粋)

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