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中国に時機到来と習近平氏-米国の混乱尻目に楽観的な展望示す

更新日時
  • 「全般的に挑戦をしのぐ機会」が見受けられる-習氏
  • 米国第一主義政策で課題抱えるが、長期的には中国が利を得ると自信

中国共産党の習近平総書記(国家主席)は11日、年初から米国の混乱が印象に残る今年、「時機」は中国の側にあると述べ、自国の未来に対しいつになく楽観的な展望を示した。

  習総書記は地方などの幹部を前に行った演説で、「全般的に挑戦をしのぐ機会」が見受けられると明言し、過去数カ月に時折発していた厳しい警告とは明らかに異なる見方を披露。トランプ米大統領の「米国第一」政策がもたらした課題をあらためて示唆する一方で、長期的には中国が利を得るとの新たな自信を示した。

CHINA-BEIJING-CPPCC-NEW YEAR GATHERING (CN)

習近平国家主席(2020年12月31日)

  国営の新華社通信によれば、習総書記は共産党校での学習会で「世界は1世紀見られなかった深い変化を経験しているが、時機はわれわれに有利だ」と述べ、中国の「決意と自信」はそこから来ていると説明した。

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  新型コロナウイルスの大流行で世界が打撃を受ける中で、中国経済はいち早く回復。一方、米国では大統領選挙の結果を受け入れなかったトランプ氏が6日の連邦議会議事堂乱入を扇動したとして同氏に対する2度目の大統領弾劾決議案が提出される異例の事態となっている。

  新華社によると、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)での5カ年計画採択に向け準備を進める地方の当局者に対し、習総書記は「謙虚かつ慎重」であり続けるよう求めた。潜在的な危険に対する認識強化や最悪のシナリオ検討に加え、より複雑かつ困難な状況への対処を学ぶ取り組みが必要だと呼び掛けた。

  また、内需拡大や潜在力の解放に有効な制度を確立する必要があるとも指摘。さらに、中国は消費を向上させるとともに「超大規模な国内市場」の構築を「持続可能な歴史的過程」にする必要性にも言及した。高水準の自立を実現するため技術革新を包括的な形で高めることも必要だと語った。

原題:Upbeat Xi Says Time on China’s Side as Turmoil Grips U.S.、China Faces Greater Opportunities Ahead Than Challenges, Xi Says(抜粋)

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