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北朝鮮が軍事パレード開催か、金正恩氏は党総書記に就任-労働党大会

  • 北朝鮮が10日夜に軍事パレードを行った兆候-韓国軍
  • 金与正氏は説明なく政治局員候補から外れる、影響力低下の臆測も

北朝鮮は朝鮮労働党の党大会の一部として軍事パレードを開催したもようだ。バイデン次期米大統領が金正恩労働党委員長の核開発計画を抑え込む上で、向き合わざるを得ない問題の大きさを浮き彫りにした。

  韓国軍合同参謀本部は11日、北朝鮮が10日夜に平壌で軍事パレードを行った兆候があると発表した。同国は昨年10月にもパレードを実施していた。合同参謀本部によると、米韓の情報当局者が平壌の動向を注視している。

  朝鮮労働党の党大会で金委員長は、米国をあらためて威嚇し、米国への攻撃能力を向上させるため核戦力を全般的に高度化する計画を打ち出した。米国は「最大の主敵」だと言明、誰が権力の座に就いても北朝鮮に対する「敵対的な政策」は変わらないだろうと主張した。

北朝鮮の金委員長、米国は「最大の主敵」-核兵器の高度化推進へ (1)

Kim Jong Un

朝鮮労働党大会に出席する金正恩党委員長(5日、平壌)

出典:KCNA

  朝鮮労働党が党大会を開くのは過去40年間で3回目。北朝鮮は挑発によって米国の新大統領を試し、交渉に応じるよう圧力をかける前例がある。

  今回の党大会では政治的な変化も明らかになった。金正恩氏は父の故・金正日氏も就いていた朝鮮労働党「総書記」の肩書を新たに得た。一方、正恩氏の妹の金与正氏は説明もなく党政治局員候補から外され、権力中枢から急に遠ざけられたとの臆測も呼んでいる。

  北朝鮮が今回の軍事パレードの映像を公開するのかどうか、するとすればいつかは判然としない。昨年10月の前回パレードの映像はほぼ1日遅れで公開され、専門家らが世界最大の車載移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)と指摘する兵器も披露された。

Return of Rocket Man

Missile tests under Kim Jong Un

Sources: South Korea Ministry of Defense and Center for Nonproliferation Studies

原題:Kim Jong Un Appears to Hold Military Parade After Blasting U.S.(抜粋)

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