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中国、海外の法律の域外適用阻止する規則施行-企業の提訴可能に

中国は9日、同国企業や市民が「不当な」海外の法律に従わざるを得なくなることを阻止するための新たな規則を施行した。米国が北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対して米国内での禁止措置を取ったことなどへの直近の対抗策となる。

  中国商務省がウェブサイトに掲載した声明によると、海外の法律の「不当な域外適用に対抗する」規則は即時施行され、同省が不適切と判断すれば、中国企業への海外の法律の適用を当局が禁じることが可能になる。中国の今回の動きは「正常な貿易」や他の活動を守ることを目指しているという。 

  経済制裁の専門家で、ステプトウ・アンド・ジョンソンのニコラス・ターナー弁護士(香港在勤)は「新規則は主に海外の制裁を他者が順守することで打撃を受けたと確信する当事者の裁判所での行動によって、中国内で実施可能となるだろう」と述べた。

  ターナー氏は同時に、新規則が「同地域などで企業が米国の制裁に従うのを妨げるのに効果的」かどうかはまだ分からないと語った。

  中国商務省によれば、新規則の下で不当と判断された海外のルールで損害を受けた企業や市民は損害賠償を求めて中国の裁判所に訴えることが可能になる。

原題:
China Issues Rules to Stop ‘Unjustified’ Use of Foreign Laws (3)(抜粋)

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