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【米国市況】株が連日最高値、バイデン次期大統領が一段の刺激策要求

8日の米株式相場は続伸。主要株価指数は連日で最高値を更新した。バイデン次期大統領が景気回復に向けた大規模な追加支援策の詳細を公表すると述べたことを好感した。

  • 米国株はS&P500種が4日続伸、ナスダックの上昇目立つ
  • 米国債は下落、10年債利回り1.12%
  • ドル上昇、対円104円付近-ユーロ下落
  • NY原油は続伸-ブレント、昨年2月以来の55ドル台
  • NY金先物は大幅反落-ドル高・国債利回り上昇で

  S&P500種株価指数は4日続伸。小売株や不動産銘柄が上げを主導した。ナスダック100指数は大きく上昇。テスラが11営業日連騰となった。一方、KBW銀行株指数は4日ぶりに下落。過去3日間には10%超値上がりしていた。鉱業株は金や銀につれ安となった。

  主要株価指数は全て最高値を更新。財政支援拡大の見通しに注目が集まった。米雇用者数は2020年12月に8カ月ぶりに減少。新型コロナウイルスの感染急増が米経済への重しとなっていることを如実に示した。

  S&P500種は前日比0.6%高の3824.68。ダウ工業株30種平均は56.84ドル(0.2%)高の31097.97ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。ニューヨーク時間午後4時31分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.12%。

  ボイヤー・バリュー・グループのマネジングディレクター、ジョナサン・ボイヤー氏は「バイデン氏は一段の刺激策について話していた」と指摘。「民主・共和両党が建設的に一体となって早期に行動すればするほど、好ましい」と述べた。

S&P 500 climbs on stimulus prospects

  外国為替市場では取引終盤にドル指数が上昇。バイデン次期政権下での追加景気対策に関する詳細待ちとなった。ユーロは約1週間ぶりの安値を付けた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。ニューヨーク時間午後4時32分現在、ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.2223ドル。ドルは対円で0.1%高の1ドル=103円96銭。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。週間のドルベースの上昇幅は昨年9月後半以来の大きさとなった。今週は週半ばのサウジアラビアによる大幅減産表明が追い風となったほか、バイデン次期米政権下での追加経済対策への期待で幅広い金融資産が値上がりした。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は前日比1.41ドル(2.8%)高の1バレル=52.24ドルで終了。週間では3.72ドル上昇した。ロンドンICEの北海ブレント3月限は前日比1.61ドル高の55.99ドル。昨年2月以来の55ドル突破となった。

  ニューヨーク金先物相場は大幅反落。ドル指数と米国債利回りが上昇した後、テクニカルな売りがかさんだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は4.1%安の1オンス=1835.40ドルと、1900ドルを割り込んで終えた。

原題:Stocks Rebound as Biden Calls for More Stimulus: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Rises as Market Awaits Increased Aid Details: Inside G-10(抜粋)

Oil Has Best Week in Four Months With Saudi Cut Buoying Prices(抜粋)

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