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ダラス連銀総裁、長期債利回り上昇は景気回復に伴い当然予想される

  • 21年の米経済成長率予想、11月時点の3.5%から4.5-5%に上方修正
  • 米金融当局のテーパリング検討は広範な景気回復やワクチン接種の後

米ダラス連銀のカプラン総裁は米景気回復に伴い長期債利回りが上昇するのは当然予想されることであり、金融当局が介入して上昇を抑制すべきでないとの見解を示した。

  カプラン総裁は7日にブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「より強力な経済成長や財政刺激策、経済見通しの改善により、私の予想通り利回り曲線のスティープ化が起こるなら、それは当然だと思う」と述べ、「介入してそうした傾向をゆがめる可能性のある行動を取ることには消極的だ」との考えを示した。

  米10年国債利回りは6日に昨年3月以来の1%突破となり、7日もこの大台を上回って推移。カプラン総裁は新型コロナウイルスワクチンの普及と個人消費の増加を背景に経済活動が活発化するにつれて利回り上昇が見込まれると指摘。今年の米経済成長率は4.5ー5%となる可能性が高いと述べ、昨年11月時点の予想の3.5%から上方修正した。

Yields are ticking up amid hope for more fiscal stimulus

  カプラン総裁はまた、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が「2021年の大部分は」米経済の足を引っ張るものの、景気回復が定着して人口の大部分がワクチン接種を受けた時点で、米金融当局は「テーパリング開始可能時期」の検討に着手するだろうとの見方も示した。

原題:
Fed’s Kaplan Says Rising Bond Yields Expected as Economy Mends(抜粋)

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