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Photographer: Marlene Awaad
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世界食料価格が6年ぶり高水準、今後さらに上昇の公算大-FAO

  • FAOが算出した食料価格指数、昨年5月から18%上昇
  • 世界の食料価格を押し上げる要因が増えている-FAOエコノミスト
Operations Inside Rungis Wholesale Food Market
Photographer: Marlene Awaad

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世界の食料価格は2020年12月に6年ぶりの高水準に上昇し、21年に入っても値上がりが続く可能性が高い。飢えは世界で広がっている中で、食料価格の上昇が家計をさらに圧迫する。

  国連の食糧農業機関(FAO)が算出した12月の食料価格指数は、昨年5月と比べて18%上昇した。悪天候や政府による供給確保、強い需要が穀物からパーム油に至るまで農産物の価格を押し上げた。価格はさらに上昇する可能性が高いという。

  食料の値上がりは広くインフレを加速させる恐れがあり、各国の中央銀行にとっては景気浮揚を目指す追加緩和策の導入が困難になる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって所得が落ち込んでいる消費者にも悪いニュースだ。紛争や気候の悪影響を受けている世界の食料安全保障についても、一段と懸念が強まる。

Global food prices have jumped to a six-year high

  FAOのシニアエコノミスト、アブドルレザ・アバシアン氏は「今は世界の食料価格を押し上げる要因が増えている」と指摘、「食品価格インフレは現実だ。人々は所得を失い、今も極めて厳しい困難を強いられている」と続けた。

原題:Global Food Prices at Six-Year High Are Set to Keep On Climbing(抜粋)

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