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クオンツファンド、米国債ロングの解消急ぐ-ショート構築の水準探る

  • 10年債利回りが1.1%を上回ればショートに転じる可能性-野村
  • 6日の利回り上昇、CTAファンドが先導した公算大-シティ

クオンツ戦略のヘッジファンドが米国債ロング(買い持ち)のポジション解消を急いでいる。損失発生のためで、10年物利回りが1.1%を上回ればショート(売り持ち)を構築する可能性があると市場参加者は指摘する。

  シティグループのエドワード・アクトン氏のリポートによれば、商品投資顧問業者(CTA)として知られるモメンタム戦略のファンドが6日の利回り上昇を先導した公算が大きい。先物市場の動向が示唆しているという。野村証券の高田将成クロスアセット・ストラテジストは、10年債利回りが1.02%前後に達した後、ファンドの損切りが始まったと述べた。

  同氏は7日、CTAファンドは利回り1.02%以上でロングを解消し続ける公算が大きいもようだとした上で、1.10%以上になればショートに転じることもあり得ると話した。

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  10年物米国債利回りは6日、昨年3月以来の1%突破。7日は1.05%付近で取引されている。

  一段の米国債売りを抑える鍵になり得るのは、既に米国債をショートにしている他の投資家の動向と米連邦準備制度による債券購入に関する臆測だ。オプションを利用するヘッジも影響するかもしれない。

  利回り1.1%超を持続させる大規模な米国債売りには、大手マクロ投資家のセンチメントが明確に弱気に転じることが必要だろうと高田氏は述べた。

Quant funds may short Treasuries if yields hit 1.10%, Nomura says

原題:
Quant Funds Dump Treasury Longs and Look for Trigger to Short(抜粋)

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