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ウォール街パワーカップル、散々なトランプ政権幕引き-妻は上院選敗北

  • ロフラー氏はジョージア州上院決選投票で大金投じながら敗北
  • 夫のスプレッチャー氏は中国企業巡る方針の揺らぎがNYSEに打撃

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ニューヨーク証券取引所(NYSE)を傘下に置くインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)のジェフリー・スプレッチャー最高経営責任者(CEO)と、妻のケリー・ロフラー共和党上院議員は、ウォール街の「パワーカップル」として知られるが、トランプ政権時代は彼らにとって散々な形で終わろうとしている。

  NYSEは、トランプ政権が求める中国通信大手3社の上場廃止を巡り、方針を二転三転させ混乱を招いた。一方、上院選のジョージア州2議席の決選投票で、ロフラー氏は民主党のラファエル・ウォーノック候補に敗れた。同党のジョン・オソフ氏が同じく共和党現職のデービッド・パーデュー議員を破った結果、民主党が上院で主導権を確保した。

  今回の二重の打撃は、2人の自尊心を傷つけただけにとどまらない。政治資金監視団体センター・フォー・レスポンシブ・ポリティクスのデータによれば、スプレッチャー氏とロフラー氏は選挙キャンペーンに2370万ドル(約24億4000万円)の大金を投じていた。上場廃止を巡る混乱は、中国通信3社の株価を押し下げ、一時は合計120億ドルの時価総額が失われた。

  ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、ICEの株価上昇を背景にスプレッチャー氏は昨年末、純資産10億ドル以上のビリオネアの仲間入りを果たしていた。

Loeffler Sprecher

ロフラー氏とスプレッチャー氏(1月6日、米連邦議会議事堂で)

撮影:アレックス・ウォン/ゲッティイメージズ

原題:Trump Era Ends on a Sour Note for a Wall Street Power Couple(抜粋)

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