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世界の超富裕層はヘッジファンドを求む、配分増加へ-ブラックロック

  • ファミリーオフィスの3分の1以上、ヘッジファンドへ配分増を計画
  • 未公開株や不動産、サステナブル投資にも関心-ブラックロック調査

富裕層一族の資産を管理するファミリーオフィスはヘッジファンド投資を増やそうとしている。

  6日発表されたブラックロックとジュニパー・プレイスの調査によると、185のファミリーオフィスの3分の1以上がヘッジファンドへの資産配分を増やす計画だと回答した。

  高い手数料とさえないリターンが嫌気され、近年はファミリーオフィスやその他の投資家のヘッジファンド離れが進んでいたが、新型コロナウイルスが経済を揺さぶる中で一部ファンドの成績は回復した。テクノロジー株への積極的な投資が奏功したほか、潤沢な景気刺激策が株式相場を押し上げた。

  ブラックロックとジュニパーはリポートで、「最近の市場の波乱に加え、ボラティリティーが続くという中期的見通しが、ヘッジファンドの魅力を復活させた」と指摘した。

  調査に答えたファミリーオフィスの4分の3以上が、株式ロング・ショート戦略のヘッジファンドを選好していた。これは昨年最も成功した戦略だった。

  また、ファミリーオフィスは新型コロナ前に多く投資していた資産クラスであるプライベートエクイティー(PE、未公開株)や不動産への配分を増やす方針も示した。サステナブル投資への関心も高まっているという。

  ブラックロックのファミリーオフィス担当欧州・中東・アフリカ(EMEA)責任者、シェリル・ニーダム氏は発表資料で「ファミリーオフィスはもはやサステナブル投資がリターンを犠牲にするものだとは考えていない」と説明した。

  ブラックロックは昨年7、8月に調査を実施した。

原題:
BlackRock Says World’s Super-Rich Families Want More Hedge Funds(抜粋)

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