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中国、元高容認も一段の上昇は促さず-約2年ぶり高値付近で安定化か

  • 6日の中心レート、1ドル=6.4604元に設定-予想に比べて安い水準
  • 前日は一時0.5%高も急速に上げ失う-国有銀の元売りドル買い観測

中国人民銀行(中央銀行)は人民元の上昇を容認するものの、一段の元高進行は促さない姿勢を示した。約2年ぶりの高値付近で相場が安定化する見通しが示唆された。

  人民銀は6日、元の中心レートを1ドル=6.4604元に設定。ブルームバーグ調査の予想平均に比べて元安水準だった。オフショア人民元は中心レートの公表後に上げ幅を縮めた。前日の本土市場では一時0.5%上昇する場面もあったが、その後は急速に上げを失った。複数の大手国有銀行による元売り・ドル買い観測があった。

Recent rally has sent the yuan into the overbought zone

  ドル安が大半のアジア通貨を下支えしているが、人民元はこの半年で最も上昇が目立つ通貨の一角。新型コロナウイルス禍からの中国経済の回復や大きな内外金利差を背景とした資本流入が元相場を後押ししている。

  中国当局は既に元高抑制に向けた措置を幾つか講じており、昨年後半には元安を見込む取引のコストを下げたり、本土投資家が国外資産をより多く購入できるようにしたりした。過度な元上昇は中国の輸出競争力を損ね、景気回復に水を差す恐れがある。

China's yuan this week traded at largest premium over fixing since November
The yuan has been stronger in offshore market for 25 days in a row
Overseas investors have been snapping up Chinese bonds and equities

原題:China Allows for Strong Yuan While Discouraging Excessive Gains(抜粋)

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