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米国債トレーダー、金利先高観に傾斜-上院決選投票の行方にらみ

  • JPモルガンの最新米国債顧客調査、ショートの割合が18年以来最大
  • イールドカーブの主要指標は過去4年で最も急勾配に

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賭け市場は5日に米ジョージア州で行われた連邦議会上院2議席の決選投票で民主党が大統領職と上下両院を制する「ブルースウィープ」の確率が高まったことを織り込んでいるが、金利トレーダーもそうした結果に備えるポジションを取っているようだ。

  6日午前に判明する見込みの決選投票結果は、今年の米国債供給と利回りの方向性に多大な影響を及ぼすと受け止められている。民主党が上下両院を制すれば、追加の財政出動にゴーサインを送ることになり、国債増発と期間が長めの米国債利回りの上昇に拍車が掛かる見込みだ。

  米国債利回りは5日に上昇し、イールドカーブ(利回り曲線)はスティープ化。主要指標はこの4年で最も急勾配に達した。予想を上回る製造業データと、大口の先物売りがスティープ化に弾みをつけた。

  JPモルガン・チェースによる最新の米国債顧客調査では、ショートポジションの割合が2018年10月以来最大で、金利先高観が示された。米国債オプション市場では、長期債利回りの向こう1カ月の上昇に備えるプット(売る権利)を購入するコストは、利回り低下に備えるコール(買う権利)の購入コストに対して昨年11月以来最もゆがんだ状態になった。

The cost of protection against rising long-end Treasury yields is rising

原題:
Bond Traders Lean Toward Higher Yields Amid Georgia Runoff(抜粋)

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