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イランが韓国船を拿捕、米は即時解放を要求-ウランの20%濃縮も開始

イランの精鋭部隊である「革命防衛隊」は4日、韓国籍の石油タンカーをホルムズ海峡で拿捕(だほ)したと明らかにした。「海洋環境保護に関する法律への度重なる違反」を理由に挙げた。

  イランはこの日これより先、ウラン濃縮度を20%に引き上げる作業を開始したと発表。トランプ米政権の交代が近づく中で、中東地域での緊張を高める動きといえる。

  韓国籍タンカーは現地時間4日午前10時(日本時間同午後3時半)に拿捕され、ペルシャ湾を革命防衛隊により護送された。

  米国務省の報道官は韓国の聯合ニュースに対し、韓国籍タンカーを直ちに解放するよう同省が4日イランに要求したことを認めた。今回の拿捕について、対イラン制裁の解除に向け国際社会に圧力をかける狙いがありそうだと国務省は主張した。

  一方、イランは国際原子力機関(IAEA)に通知していたウラン濃縮度の20%への引き上げ作業に着手した。20%以上という「高濃縮」は2015年の核合意が認める水準を大幅に上回り、兵器用に純度を高めることがすぐにでも可能になる。

Iran seizes South Korean-flagged tanker

ペルシャ湾で革命防衛隊に護送される韓国籍タンカー(1月4日)

Photographer: Islamic Revolutionary Guard Corps/Anadolu Agency/Getty Images

原題:Iran Seizes Tanker, Ramps Up Enrichment as Gulf Tensions Mount、U.S. Urges Immediate Release of Korean Tanker From Iran: Yonhap、Iran Boosts Nuclear Enrichment as U.S. Keeps Carrier in Gulf (1)(抜粋)

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