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ボーイングに新たな資金流出のリスク、787の問題で-株価下落

  • フリーキャッシュフローが75億ドル目減りとバーンスタイン予想
  • ボーイング株、3カ月ぶり大幅安-投資判断と目標株価引き下げ

ボーイングは787ドリームライナーの構造上の不備で新たな資金流出の危機に見舞われており、新型コロナウイルス禍や737MAXの運航停止からの業績回復が遅れる可能性があるとバーンスタインのアナリストはみている。

  バーンスタインのダグラス・ハーネッド氏は4日、ボーイングの投資判断を「売り」相当に引き下げ、ドリームライナーの問題で同社の2020、21両年のフリーキャッシュフローが75億ドル(約7700億円)目減りするとの見通しを示した。同氏の推定では、ボーイングの12月の787納入実績はわずか1機にとどまり、修理による納入の遅れが示唆された。11月の納入はゼロだった。

  ハーネッド氏はリポートで、「目下の問題は、787を巡る状況が悪化しつつあり、今のところ負の影響を完全に抑えられていないということだ」と指摘。ボーイングの目標株価を10%引き下げて199ドルとした。

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  4日の米株式市場でボーイング株は5.3%安で終了。約3カ月ぶりの大幅な下げで、ダウ工業株30種平均の構成銘柄で値下がりトップとなった。

原題:
Boeing’s 787 Dreamliner Spurs New Risk to Cash as Max Woes Fade(抜粋)

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