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債券は上昇、日銀オペ結果無難で安心感-超長期債に反動買いとの声も

更新日時

債券相場は上昇。先物相場が夜間取引で堅調となった流れを引き継いだことに加え、日本銀行の国債買い入れオペを無難に通過したことで買い安心感が広がった。超長期ゾーンには前日に売られた反動の買いが入ったとの声が聞かれた。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.01%
  • 新発20年債利回りは0.39%、新発30年債利回りは0.64%といずれも1bp低下、新発40年債利回りは0.5bp低い0.69%
  • 長期国債先物3月物の終値は15銭高の152円3銭。買いが先行し、その後もじりじりと水準を切り上げ、取引終了前には152円5銭まで上昇した
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 先物は夜間取引堅調の流れを引き継ぎ買われ、日銀買いオペ、3カ月物短期国債入札ともに波乱なく売り材料もなかった
  • 超長期債は日銀が3月めどの政策点検でスティープ(傾斜)化を促すとの思惑で売られていたが、きょうはその反動もあり買い戻された
  • あすの10年債入札は利回りが下がったとは言えプラスの利回りで、新銘柄でニーズもあり問題なく消化されよう

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • オペ減額は予想通りで、結果は前場引値と比べ若干弱かったが無難な範囲
  • 超長期債はきのう下げたのも明確な材料があったわけではなく、年末からしばらく供給がなく需給がタイトな状態が継続している
  • あすの10年債入札はプラス利回りで需要も厚く無難な結果を予想

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下が4500億円と前回から500億円減額、3年超5年以下と5年超10年以下はいずれも4200億円に据え置き
  • 三菱モルガンの稲留氏
    • 1年超3年以下の500億円減額は予想通りで織り込み済み
    • 減額にもかかわらず応札倍率が前回から小幅上昇にとどまり、おおむね無難な結果
  • 備考:日銀の1月国債買い入れ、残存1-3年の金額レンジを引き下げ
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧(表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.120%0.010%0.390%0.640%0.690%
前日比-0.5bp-1.0bp-1.0bp-1.0bp-1.0bp-0.5bp
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