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OPECプラス2月の減産縮小見送りも、感染拡大を懸念-閣僚級会合

  • 「調整の必要がある下向きリスクがなお多く存在する」と事務局長
  • サウジの当局者は3日の準備会合で、回復の脆弱さに言及したという

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は、次回の生産調整のための閣僚級会合を4日に開催する。OPECのバーキンド事務局長はそれに先立ち、新型コロナウイルスの感染再拡大が原油市場にもたらすリスクに警告を発した。

  バーキンド事務局長は3日の準備会合で、「2021年前半の見通しは強弱が大いに入り混じっている。調整の必要がある下向きリスクがなお多く存在する」と語った。

  OPECプラスは昨年12月の閣僚級会合で、当初の予定に比べより段階的に減産規模を縮小し、今年1月は供給量を日量50万バレル増やすことで合意。4日の閣僚級会合では、相場回復の流れを押し戻すことなく、減産緩和の継続が可能かどうか判断する。

  ロシアは2月にさらに50万バレルの供給増が可能と考えているが、より慎重な対応を支持するサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、立場を明確にしていない。複数の参加国代表によれば、サウジ当局者は3日の準備会合で、回復の脆弱(ぜいじゃく)さに言及したという。

  RBCキャピタル・マーケッツのチーフ商品ストラテジスト、ヘリマ・クロフト氏は「新型コロナ感染症(COVID19)が引き続き拡大し、ワクチン接種のペースが予想より鈍い現状では、産油国グループは2月の増産見送りを選ぶとわれわれは考えている」と指摘した。

Brent crude has only partially recovered from its crash last year

原題:OPEC+ Warns of Risk to Oil Recovery as Group Mulls Supply Boost(抜粋)

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