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【米国市況】反発、小型株が好調-ドル指数は2年ぶり低水準

30日の米国株式相場は反発。小型株が特に堅調な展開となった。ドルは軟調継続。ドル指数は一時、2年半ぶりの水準に下げた。

  自動車株などの好調に支えられ、S&P500種株価指数は小幅高。小型株で構成するラッセル2000種株価指数は約1%高と、ほぼ2週間ぶりの大幅上昇。年末年始の休日を控えて商いは薄く、S&P500種採用銘柄の出来高は30日平均を25%下回った。

  • 米国株は反発、小型株が好調ー自動車株に買い
  • ドル指数は2年ぶり低水準、資源国通貨とポンドは高い
  • 米国債は下げを埋める展開、長期債に買い
  • NY原油、約1週間ぶり高値-石油統計で需要回復の兆し
  • NY金:スポット続伸、ドル軟調で買われる

  S&P500種は前日比0.1%上昇の3732.04。ダウ工業株30種平均は73.80ドル(0.2%)高い30409.56ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇した。

  市場分析ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」のトム・エッセイ氏は、「投資家は引き続き、景気刺激策という希望とパンデミックのネガティブな展開をてんびんにかけている」と説明。「2021年にはこうした事象など多数の明るい結果が起きるとして、市場は積極的に織り込みを済ませた」と指摘した。

2020 Memorable for Trading Range

S&P500種の取引レンジ、2020年は従来記録のほぼ2倍

出所:ブルームバーグ

  外国為替市場では月末のポートフォリオ調整が進む中、ドルが総じて下落。農産物価格の上昇や原油価格の持ち直しを好感し、資源国通貨は上昇した。英議会が欧州連合(EU)との通商協定を承認したことから、ポンドも買われた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下。一時は0.5%下げ、2018年4月以来の低水準となった。

  ニューヨーク時間午後4時10分現在、ユーロは対ドルで0.4%高い1.2298ドル。一時は18年4月20日以来の高値となる1.2310ドルまで上昇した。欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、フィンランド連銀のレーン総裁が独紙に対し、為替の動向を「極めて注意深く」見ていると発言。この報道が伝わると、ユーロは伸び悩んだ。ドルは対円で0.3%安い1ドル=103円29銭。102円96銭まで下げた後、ショートカバーが入った。

  米国債相場は小幅高。長期債を中心に下げを埋める展開だった。先物市場で超長期債にまとまった買いが入り、長期債現物が支えられた。30年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下。一時は2.5bp上昇していた。10年債利回りは1bp下げて0.93%。  

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。年末の薄商いの中、この1週間余りで最も高くなった。この日発表された週間石油統計で、米国の原油輸出が急増し3月以来の高水準となったこと、および市場予想以上の在庫急減が示された。需要回復進展の兆しが強まった形だ。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、前日比40セント(0.8%)高の1バレル=48.40ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は25セント上昇し、51.34ドル。

  金スポット相場は続伸。ドル指数の下げを受け、代替資産としての需要が高まった。ニューヨーク時間午後1時45分現在、0.6%上昇の1オンス=1890.38ドルで取引されている。週間ベースでは5週連続の上昇となった。先物も続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.6%高の1893.40ドルで終了した。

原題:U.S. Stocks Climb, Led by Small Caps; Dollar Falls: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Sets Two-Year Low as Commodities, Pound Rise: Inside G-10(抜粋)

Treasuries Erase Loss, Curve Flattens After Large Futures Blocks(抜粋)

Oil Rises After U.S. Export Jump Signals Gradual Demand Recovery(抜粋)

Gold Gains With Dollar Sagging Into Year’s End; Copper Slips(抜粋)

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