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米下院、国防権限法案に対するトランプ大統領の拒否権覆す

更新日時
  • 下院は賛成322、反対87と3分の2以上が支持
  • 一部共和党議員とトランプ氏との溝の広がりが浮き彫りに

米下院は28日、国防権限法案に対するトランプ大統領の拒否権を覆すための採決を行い、賛成322、反対87の賛成多数で可決した。上院でも賛成多数で可決されれば、トランプ政権で初めて拒否権が覆されることになる。

  大統領の拒否権を覆すには、上下両院それぞれで3分の2の賛成票が必要。下院では民主党のみならず、共和党の議員からも多くの賛成票が投じられたことで3分の2を大きく上回った。

  トランプ氏はソーシャルメディア企業の免責を定める通信品位法230条を撤廃する条項を国防権限法案に盛り込むよう求めていた。一方で、南北戦争当時の南軍司令官の名前を冠した米軍施設の名称変更に関する同法案の条項に反対していた。

  トランプ氏の影響力が後退する中、拒否権を覆す採決は、これまでの与野党対立などでトランプ氏を支持していた一部の共和党議員と同氏の間で溝が広がっていることを浮き彫りにする。

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原題:
House Votes to Override Trump on Defense Bill in Bipartisan Move(抜粋)

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