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ドル・円は103円後半、実需の売りやリスク選好でドル弱含み

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=103円台後半で弱含み。国内で実需の売りが見られたほか、米追加経済対策による景気回復期待を背景に株高が進む中、リスク選好の動きから全般的にドルが軟調となった。

  • ドル・円は午後3時16分現在、前日比0.1%安の103円70銭。103円83銭を高値に一時103円62銭まで弱含み
  • ドルは主要10通貨すべてに対して下落。円もドル以外の主要通貨に対しては軟化
ドル・円相場の推移

市場関係者の見方

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • そんなにばだばた出ている感じではなく、ちょっとの需給で少しぶれるぐらい。ドル・円は朝方売りが出て、午前10時にかけては若干の不足ということで戻して、きょうはこれで終わりという雰囲気
  • 米株も非常に活況だが、PER(株価収益率)などでは説明がかなり難しい状況。年明け早々には米ジョージア州の選挙や雇用統計など米経済指標もあり、株価調整とそれによる円高リスクは少し警戒されるところ

しんきんアセットマネジメント投信の加藤純チーフマーケットアナリスト

  • 米経済対策も通ったし、英国もFTA(自由貿易協定)で合意し、足元の新型コロナウイルス感染はひどいが、先々を見つつ少しリスクオンになっている
  • ドル・円は方向感が出たわけでなく、104円に行けなくてだれている。世の中的にはリスク選好なので、ドル売りと円売りが拮抗している

背景

  • 28日の米株式相場は主要3指数がそろって過去最高値を更新。29日アジア時間でも米株価指数先物は上昇。日経平均株価は前日比714円12銭(2.7%)高の2万7568円15銭と1990年8月以来の高値で終了
  • 米下院は28日、前日成立した追加経済対策法に盛り込まれた1人当たり600ドルの個人直接給付額を2000ドルに差し替えるための法案を賛成多数で可決。法案は上院に送付される
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