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武漢の新型コロナ発信で懲役4年-中国が元弁護士に有罪判決

  • 張展氏への有罪判決、28日に言い渡された-香港フリープレス
  • 武漢で何人もの市民ジャーナリスト所在不明に、当局が拘束-HRW

新型コロナウイルス感染が広がった中国湖北省武漢市での当局の対応についてソーシャルメディアで発信した元弁護士の張展氏に懲役4年の有罪判決が言い渡された。香港フリープレスが報じた。

  パンデミック(世界的大流行)となった新型コロナを巡る中国の初期対応を記録した市民に対する有罪判決が明らかになるのは初めて。

  香港フリープレスによると、有罪判決があったのは28日。弁護士の話として伝えたが、詳細には触れていない。

  新型コロナは約1年前、世界で最初に武漢で感染が拡大した。中国は初期対応のまずさを明らかにしようとする市民らの処罰に動いており、習近平政権は、当局の対応は適切で住民への配慮もなされていたとの印象を植え付けようとしている。

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  武漢での感染拡大後、アマチュアを含め何人ものジャーナリストが取材のため現地に入った。張氏(37)は患者であふれた病院内の様子などを撮影した動画をソーシャルメディアに投稿した。

  張氏の投稿が止まったのは5月。当局はその後、うそを広めた疑いで同氏が拘束されていると公表。張氏の弁護士は今月、拘束された同氏がハンガーストライキを始めた後、食事の摂取を強いられ、健康状態が悪化したとCBSニュースに話していた。

  ニューヨークを本拠とする国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は26日、武漢で何人もの市民ジャーナリストの所在が分からなくなっているのはこうした拘束が急増しているためだと指摘し、拘束を解くよう中国に求めた。

原題:China Jails Ex-Lawyer for Four Years Over Virus Reports in Wuhan(抜粋)

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