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債券先物は小幅高、日銀オペ予定据え置き観測-米金利先高観が重し

更新日時

債券市場では先物相場が小幅高。日本銀行がきょう夕方に公表する1月の長期国債買い入れの月間予定では買い入れ額のレンジ、回数が据え置かれるとの見方から買いが優勢だった。一方、米追加経済対策案の成立などを背景に米長期金利の先高観が生じているとの指摘も聞かれ、上値は限定的となった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比2銭高の151円94銭。朝方は買いが先行して、一時151円98銭まで上昇。その後は米長期金利の上昇につれて上値が重くなり、151円91銭まで下落場面も
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.015%

市場関係者の見方

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 日銀のオペ月間予定については、1月の営業日が少ない上、決定会合もあるなどオペ実施可能な日数が限られるため、回数が据え置かれると予想
  • 仮にイールドカーブを立たせたいという意図があったとしても、年末年始を越えると世界情勢が変わっている可能性があり、費用対効果の観点から減額カードを切る理由もない
  • 年末にかけて参加者が減るタイミングで市場を不安定化させるとも思えず、ほとんど材料出尽くし

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • トランプ米大統領が追加経済対策案に署名したことで、景気回復期待だけではなく国債の需給不安が生じている
  • 年明けに予定されている米ジョージア州上院2議席の決戦投票に焦点が移る中、米10年債金利が再び1%を目指す動きもあり得る
  • 国内では年末で投資家の動きが鈍い状況で、米長期金利の上昇が多少円債の重しになっている面ある
長期国債先物3月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.115%0.015%0.395%0.640%0.680%
前週末比横ばい横ばい横ばい+0.5bp+0.5bp
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