アップルなどの参入、トヨタより大きな課題-VWのディースCEO
Christoph Rauwald-
「世界で最も価値のある会社は再びモビリティー企業になるだろう」
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「テスラかアップル、あるいはフォルクスワーゲンかもしれない」
トヨタ自動車など自動車業界内のライバルより、資金力のある大手テクノロジー企業による業界参入の方がフォルクスワーゲン(VW)にずっと大きな課題を突き付けているとの認識をVWのヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)が示した。

ディースCEO
同CEO(62)はリンクトインへの投稿で、アップルが自動運転車を開発中だとの報道について尋ねられ、「業界の変化を確実に加速させ新たなスキルをもたらす新しい競争相手を楽しみにしている」と答えた。
「信じられないほどのバリュエーションと事実上無制限のリソースへのアクセスは、われわれに多くの尊敬を抱かせる」とし、「前に言ったが、世界で最も価値のある会社は再びモビリティー企業になるだろう。それはテスラかアップル、あるいはフォルクスワーゲンかもしれない」とコメントした。
原題:VW CEO Says Apple Can Mount Major Challenge With Auto Push(抜粋)
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