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菅首相、GoTo停止は「悩みに悩んだ」末の決断-経済回復に全力

  • 高止まりから増加に転じ、地域も拡大-コロナ感染状況
  • 必要なら躊躇なく次期国会に提出・成立させたい-コロナ特措法改正

菅義偉首相は24日午前に都内で行われた内外情勢調査会の講演で、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を「何としても乗り越え、経済回復に全力を尽くす」との考えを改めて表明した。

  菅首相は、新型コロナの感染状況について、「高止まりから増加に転じ、地域も拡大」しているとの認識を示した。その上で、観光支援策「GoToトラベル」は「悩みに悩んだ結果」として全国一時停止を決めたと述べ、「できることを全力で取り組み、感染拡大を防いでいきたい」と改めて強調した。

菅内閣の支持率の推移

出所:朝日新聞

  また、コロナ特措法の改正については、私権の制限には慎重な意見もあるとしながらも、「必要なことであれば躊躇(ちゅうちょ)することなく、次期国会に提出して成立させたい」と明言。ワクチン接種に関しては「医療従事者、高齢者から開始する」と語った。

  就任から3カ月が経過した菅首相の支持率は、GoToトラベル停止の遅れが批判を受け、先週末の世論調査で相次いで40%を下回った。新型コロナウイルス感染拡大防止と経済の両立を掲げ事業規模73.6兆円の追加経済対策を決定したが、感染者数が支持率を左右する状況は続きそうだ。

菅首相の主な発言内容
  • デジタル庁は500人規模で始動、民間から100人の専門職
  • 公務員にデジタル職の創設を検討する
  • 環境関連投資資金を呼び込み、雇用と成長生み出したい
  • できる限り早い時期にバイデン次期米大統領と会いたい
  • 日米同盟強化、コロナや環境など話したい-バイデン氏と
  • 世界の団結の象徴として来年夏に五輪開催する決意
  • 感染対策万全にし、準備を進めたい-東京五輪
  • 強制的にやることではないが、環境は作った-地銀再編
  • 2つが1つになって経営基盤が強化するのであればよい-地銀
  • 洋上風力発電を2030年には1000万キロワットとする目標
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