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債券は下落、米長期金利上昇受け売り優勢-2年債入札は無難との声

更新日時

債券相場は下落。欧州連合(EU)と英国の自由貿易協定(FTA)交渉の大枠合意を受けて米国の長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが優勢だった。この日行われた2年債入札は無難な結果との声が聞かれた。

  • 新発20年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.385%、新発30年債利回りは1.5bp高い0.625%、新発40年債利回りは1bp高い0.665%
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.01%
  • 長期国債先物3月物の終値は16銭安の151円98銭。米長期金利上昇を受けて売り先行で始まり、その後もじりじりと水準を切り下げ、この日の安値で引けた
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 英EU通商交渉が売り材料視されたが、これで世界経済がすごく良くなるわけではなく一過性の売り材料に過ぎない
  • 新型コロナウイルスの変異種の行方やワクチンの効果はまだ見極めが付かず、債券を積極的に買う理由はないが売る理由もない

2年債入札

  • 最低落札価格は100円45銭5厘と、市場予想の100円45銭を上回る
  • 応札倍率は4.18倍と前回の3.21倍を上回る
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3厘と前回の1銭1厘から縮小
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト
    • 海外勢がクリスマス休暇に入っているためやや懸念されたが、応札倍率は8月以来の水準で、最低落札価格も予想を上回るなど、無難な結果に終わった
    • 担保需要を巡る思惑も入札に好影響を与えた
    • 相場全体への影響はほとんどない
  • 備考:日本債券:2年利付国債の過去の入札結果(表)

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.115%0.010%0.385%0.625%0.665%
前日比横ばい+1.5bp+0.5bp+1.0bp+1.5bp+1.0bp
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