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中国、330兆円規模の信託業界への介入やむなし-四川信託の監督強化

  • 四川信託の再編主導する作業チーム派遣-社会・金融安定の維持図る
  • 中国の信託会社68社、デフォルトの増加に苦しんでいる

中国当局は資金流用問題を抱える四川信託の監督を強化するなど、リスクが表面化しつつある3兆2000億ドル(約330兆円)規模の信託業界への介入を強いられている。

  銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は22日の声明で、地域の銀行当局と地元政府が社会・金融の安定を維持するため、四川信託の再編を主導する作業チームを派遣すると発表。一部株主と関係会社向けの一部融資と信託資金が流出していることが判明したという。

  声明は、成都に本社を置く四川信託のコーポレートガバナンス(企業統治)がここ数年破綻し、内部管理もなく、「経営陣は規制を無視し、隠された方法で違法な活動を行っていた」と指摘した。

  地元メディアによると、四川信託は6月、少なくとも4000万元(約6億3000万円)の高利回り商品の支払いができず、返済を求める投資家数百人が同社本社に集まった。2010年に設立された四川信託の運用資産は3000億元余り。

China's trust assets slump amid three-year shadow banking crackdown

  中国の信託会社68社はデフォルト(債務不履行)の増加に苦しんでいる。信託セクターが銀行や機関投資家、富裕層に販売した高利回りの投資商品3兆元余りが今後9カ月間に期限を迎えるため、問題は広がる公算が大きい。

原題:China Regulators Intervene at Another Troubled Shadow Lender (1)(抜粋)

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