, コンテンツにスキップする

ポンド見通しは世界最悪、通商交渉巡る不確実性をトレーダーが懸念

  • ポンド安リスクをヘッジする相対的なコスト、主要通貨で最も高い
  • この先不安定な動きになることはほぼ確実だろう-フォーリー氏

ポンド以上にトレーダーを不安にさせている通貨は世界にない。

  リスクリバーサルに基づく向こう2週間のポンド下落リスクをヘッジする相対的なコストは世界の主要通貨の中で最も高く、今年の大半でヘッジコストが一番高かったトルコ・リラを抜いた。4年半にわたる英国の欧州連合(EU)離脱手続きが最終局面を迎え、劇的な展開にトレーダーが備えていることがうかがわれる。

  22日の外国為替相場でポンドは一時0.8%安。EUとの通商交渉で、英国が提示した漁業権を巡る最新の譲歩案をEUが拒否したことが嫌気された。しかし、例年通りクリスマスを控えた数日間の流動性は低い。

  英国とEUの通商交渉の不確実性に加え、新型コロナウイルス変異種を巡る懸念から、今週のポンドには売り圧力がかかっている。新型コロナワクチンが幅広く普及する前に景気はさらに減速するとの懸念が再燃した。

  ラボバンク・インターナショナルの為替戦略責任者、ジェーン・フォーリー氏は「骨格だけ」を定めた通商合意が成立するとみており、「この先不安定な動きになることはほぼ確実だろう」と指摘した。

A gauge of volatility in the pound remains elevated before Dec. 31 deadline

原題:Pound Prospects Are Worst in World as Traders Fret Over Brexit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE