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きょうの国内市況(12月22日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅続落、新型コロナ変異種拡大で景気懸念-ほぼ全面安

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  東京株式相場はほぼ全面安で、大幅続落。新型コロナウイルス変異種の感染拡大を受け、内外景気の先行き不透明感や世界株安への警戒が高まった。電機など輸出関連、素材、海運など景気敏感業種、陸運や不動産など東証全33業種が売られた。

  • TOPIXの終値は前日比27.93ポイント(1.6%)安の1761.12
  • 日経平均株価は278円03銭(1%)安の2万6436円39銭

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは「株式市場は新型コロナウイルスをワクチンで克服し、来年の世界経済が回復するという前提で動いていた」と前置きした上で、「ウイルスの変異が欧州に広がろうとする中でウィズコロナが長期化し、景気回復が後ずれすることを読み始めている」と述べた。

  • 東証33業種は全業種下げ、鉱業や海運、鉄鋼、非鉄金属、空運、電機、証券・商品先物取引が下落率上位

●超長期債が上昇、流動性入札は無難通過ー発行計画巡るリスク低下との声

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  債券市場では超長期債中心に上昇。超長期債を対象にした流動性供給入札を無難に通過。来年度の国債発行計画をめぐる超長期債の投資についてもリスクが低下したとの声が聞かれた。

  • 新発40年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.675%。新発30年債利回りは0.63%、新発20年債利回りは0.38%といずれも0.5bp低下
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.01%
  • 長期国債先物3月物の終値は5銭高の152円13銭。前日の米長期金利低下を受けて買いが先行し、前場は152円15銭まで上昇。午後に入り一時マイナスに転じたが、すぐに買いが再び優勢となった

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 流動性供給入札は市場実勢通りの結果で無難に通過した
  • 来年度の国債発行計画も決まって悪材料が出尽くし、超長期債に対する投資リスクが低下した

●ドル・円は上昇、コロナ禍のリスク回避とドル実需が支え―103円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に上昇。英国での新型コロナウイルス変異種の感染拡大などでリスク回避の動きが出やすいなか、ドルは実需にも支えられ買いがやや優勢となった。ポンドはコロナ問題に加え、欧州連合(EU)の通商協議の難航を嫌気され続落。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時21分現在、前日比0.1%高の1ドル=103円42銭。ここまでのレンジは103円28銭から103円48銭
  • ポンド・ドルは前日比0.4%安の1ポンド=1.3410ドル。朝方に付けた高値1.3470ドルから午後には一時1.3380ドルまで下落

三井住友信託銀行の瀨良礼子マーケット・ストラテジスト

  • 新たな取引材料には乏しいが、株価の下落につれてドルを買い戻す動きが広がり、ドル・円もやや上昇方向に
  • 米追加経済対策はようやく成立が目前となったが、もう相場的には織り込み済み
  • ポンドは英EU交渉の難航に加えてコロナ変異種の感染拡大と、踏んだり蹴ったりな状況。合意なきEU離脱を巡って懸念されていた英国の物流停滞がコロナ禍で実現しようとしている
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