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超長期債が上昇、需給懸念後退で買い継続ーコロナ変異種拡大も支え

更新日時

債券相場は超長期債中心に上昇。新型コロナウイルス変異種の感染拡大を受けて米長期金利が低下したことに加えて、来年度の国債発行計画を受けた超長期ゾーンの需給懸念後退による買い圧力が継続した。

  • 新発30年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低い0.61%、新発40年債利回りは一時2bp低下の0.655%と、いずれも11日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.375%と、1週間ぶり水準
  • 長期国債先物3月物の終値は1銭高の152円14銭。米長期金利低下を受けて買いが先行し、152円18銭まで上昇。その後一時152円10銭まで下げたが、小幅プラス圏に戻して引けた

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 欧米がクリスマス休暇モードに入りつつあり、国内でも来年度の国債発行計画を見極めたので終了といった感じ
  • 超長期は20年債の増発が見送られ、目先の需給悪化懸念が後退しており、20年債に比べて金利が上昇していた30年債が買われやすい
  • どの年限も水準的には買い進みづらいが、年末を控えて資金を豊富に抱えている投資家が多く、しぶしぶ買っているのではないか
  • 米追加経済対策や英EU(欧州連合)交渉は年内に議論を詰められるかどうかの状況で、コロナ変異種の感染拡大もワクチンは有効だろうが不透明感が強まっている

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.125%0.005%0.375%0.610%不成立
前日比 ー横ばい横ばい-0.5bp-1.5bp ー
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