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富豪投資家ルーベン兄弟、苦境のマンハッタン不動産に大きな賭け

  • ルーベン兄弟は今年、米不動産市場に約2600億円を投じた-関係者
  • 1-11月のマンハッタン商業不動産の取引額は57%減-調査会社

富豪投資家のルーベン兄弟は、新型コロナウイルス危機で打撃を受けたニューヨーク市マンハッタン地区の不動産に積極的に投資している。

  英国を本拠に活動するサイモン、デービッド・ルーベン両氏は今年、米不動産市場に計25億ドル(約2600億円)近くを投じたという。事情に詳しい関係者が明らかにした。

Opening Of The Lyric Hammersmith's Reuben Foundation Wing And "Bugsy Malone"

サイモン、デビッド・ルーベン両氏

写真家:デビッドM.ベネット/ゲッティイメージズ

  これには、新型コロナ禍で投資が急減したマンハッタンのオフィスや小売店、ホテルが含まれる。兄弟は5番街の複合商業施設やアッパー・イースト・サイドの高級ホテル「サリー」などを購入したという。

  また関係者によると、2人は5番街にあるHSBCホールディングスの米本社やセントラルパークに隣接する「パークレーン・ホテル」への融資も行った。

  調査会社リアル・キャピタル・アナリティクスのシニア・バイスプレジデント、ジム・コステロ氏はルーベン兄弟について、マンハッタンの「未来に賭ける決断をしている」として、「誰も行こうとしない時に火の中に飛び込もうとする投資家には参考になるかもしれない」と述べた。

  ルーベン兄弟の広報担当者はコメントを控えた。

  リアル・キャピタルによると、1-11月の米商業不動産の取引額は前年同期比40%減の3130億ドル。マンハッタンはさらに落ち込み、同57%減となっている。

原題:
Billionaire Reubens Bet Big on Manhattan’s Battered Real Estate(抜粋)

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