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家計の金融資産残高が過去最高、9月末に1901兆円-日銀

  • コロナ禍の消費抑制で現預金が増加、株高で投信も拡大
  • 国債保有は日銀が最大の542兆円、残高の45.1%占める

日本銀行が21日に発表した2020年7-9月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は9月末時点で1901兆円と前年比で2.7%増加し、過去最高を更新した。

  家計の金融資産の54.4%を占める現金・預金が1034兆円と過去最高を更新し、同4.9%増となったことが増加の主因。日銀によると、新型コロナウイルス感染症の影響で家計の抑制的な消費スタンスが続いていることが背景にあるという。

  株高を受けて投資信託は72兆円と同1.6%増加。株式等は181兆円と同1.8%減となったが、感染拡大を受けて株式市場が急速に不安定化した3月末の同15.6%減からマイナス幅は大きく縮小している。

  コロナ禍における予防的な資金需要を要因に、企業の金融資産も1215兆円となり、同6.1%増加。現金・預金は14.3%増の309兆円と過去最高を更新した。株式等は同7.2%増の376兆円となった。

  国債の保有者の内訳は、日銀が542兆円と引き続き最大の保有主体。発行残高に占める保有比率も45.1%と最高を更新した。海外の保有は同4.4%増の152兆円。保有比率は12.6%となった。

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