英EU交渉、20日の期限のために全てを犠牲にはしない-仏欧州担当相
Angeline Benoitフランスのボーヌ欧州問題担当相は19日、欧州連合(EU)と離脱後の英国との自由貿易協定(FTA)交渉について、フランスとしては20日までの妥結に向け、いかなる代価を払っても努力するつもりはないと語った。
ボーヌ欧州問題担当相はフランス・アンテルとのラジオインタビューで、「日曜(20日)の夜になったから終わらせて全てを犠牲にしようとは言わないのが当然だろう。いずれせよ日程の圧力の下で、われわれの利益を犠牲にしないよう、時間をかける必要がある」と発言した。
ボーヌ氏はまた、フランスは合意のないシナリオに備えており、その場合も大きな混乱は予想していないと述べ、新型コロナウイルスへの感染が今週確認されたマクロン大統領も、英国との交渉を非常に注意深く見守っていると明らかにした。
原題:France Won’t Bow to Sunday Brexit Deadline If Deal Requires Time(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE