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中国の王外相、米中関係の改善訴え-トランプ大統領の姿勢を批判

中国の王毅外相は、米中両国は対話を再開すべきだとの考えを示した。またトランプ大統領の「米国第一」主義を強く批判した。

  外相は18日、ニューヨークのアジアソサエティー向けのビデオ演説で「両国が協力を拡大させ、対話を通じて相違に対処することを希望する」とし、「米国の対中政策が、可能な限り早期に客観的かつ持続的なものに回帰することは重要だ」と加えた。

  王氏の発言は、米中関係に関する中国政府高官の見解としては11月3日の米大統領選でのバイデン前副大統領の勝利以降、最も踏み込んだ内容となる。

  王氏は関係改善に向けた枠組みを提示。米国の政治家に対し中国共産党への批判をやめ、新疆ウイグル自治区とチベット自治区における中国の利益を尊重するよう求めた。気候変動と経済回復、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応で協力できる可能性があるとの認識も示した。

米中は対話再開を-中国外相がビジネス評議会の代表団に呼び掛け

  トランプ政権下での米中関係については、40年余り前の「外交関係樹立以来で最もひどい状態に悪化した」と言明。

  「独善的なアプローチと国際的なコミットメントから遠ざかる姿勢により、国際システムが崩れ、機能しなくなった」と批判した。

  また米国の多くの政治家は「中国について戦略上の見込み違い」をしていると指摘。両国の間には「非常に多くの共通した利益」が存在するとした。さらに「中国は米国にとって脅威ではなく、今後も脅威にはならない」と述べた。

原題:China’s Wang Urges Better U.S. Ties as Biden Prepares for Office(抜粋)

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