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インド債券市場からの資金流出、今年は記録的-政府の改革急務

  • 資本市場改革ペースに対する運用担当者の不満を反映
  • 漸進的な市場開放に向け明確な枠組みの確立が政策当局にとって重要

インド債券市場から2020年に140億ドル(約1兆4500億円)が流出したというのは、それだけ見ても驚くべきことだ。外国人投資家がこれほど多くインド債の売りに回った年はない。

  国外からの資金流入が記録的水準となっている中国債とは対照的で、モディ政権の資本市場改革ペースに一部の資産運用者らが不満を募らせている現状を浮かび上がらせる。

As foreigners exit India, they're piling into China

  BNPパリバ・アセット・マネジメントの新興国市場債券責任者ジャンシャルル・サンボル氏(ロンドン在勤)は「財政赤字の悪化を踏まえると、インドの資金調達ニーズは大きく膨らんでおり、漸進的な市場開放に向け明確な枠組みの確立が政策当局にとって重要だ」と指摘している。

India's borrowing costs have dropped despite foreign outflows

  ブルームバーグ・ニュースからの質問に対し、インド財務省当局者は政府が債券市場改革を進めており、2021年半ばにインド債が世界的な指数に組み入れられることを期待していると回答。同省のサンジーブ・サンヤル主任経済アドバイザーは「全ての参加者がインド・ルピーの債券を問題なく売り買いできるようにするために、必要なプロセスと制度的な変更を実施している」と述べた。

  ブルームバーグ・ニュースの親会社、ブルームバーグ・エル・ピーは、世界の主要債券インデックスであるブルームバーグ・バークレイズ指数も運営している。

Least Owned

Foreign holdings of Indian bonds are the smallest among Asian peers

Source: Asian Development Bank, Bloomberg

原題:Global Investors Are Dumping Indian Bonds Like Never Before(抜粋)

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