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マイクロソフト、大規模サイバー攻撃に使用されたマルウエアに感染

  • 顧客データへのアクセスの証拠も他者への攻撃に使われた形跡もない
  • マイクロソフトは悪意あるコードを既に発見・削除したと広報担当

マイクロソフトは17日、米国の複数の州や政府機関がロシアの関与が疑われるサイバー攻撃を受けた問題で、ハッキングに使用されたマルウエアに自社のシステムが感染していたと明らかにした。ただ、他者への攻撃には使用されておらず、顧客データや社外向けシステムへの影響もなかったことがこれまでの調査で判明しているという。

  マイクロソフトとも取引のあるソーラーウィンズのソフトウエアが、ハッカーのネットワーク侵入に悪用されたと考えられている。

  マイクロソフトの広報担当フランク・ショー氏は自らのツイッターアカウントに投稿した発表文で、このサイバー攻撃に関連したコードを同社が発見し、遮断・削除したと明らかにした。その上で、「製品サービスや顧客データへの不正アクセスの証拠は見つからなかった。継続中の調査では、当社のシステムが他者への攻撃に使われた形跡は全く見つかっていない」と説明した。

  ロイター通信は先に、事情に詳しい複数の関係者の話として、マイクロソフトが不正侵入の被害を受け、同社製品がさらなる攻撃に使われていると伝えていた。

  ソーラーウィンズとサイバーセキュリティー専門家によると、同社は複数の米政府機関と米誌フォーチュン500社番付に入る企業を顧客に抱える。事情に詳しい関係者1人によれば、国土安全保障省と財務省、商務省、国務省がサイバー攻撃に遭った。米国家核安全保障局と少なくとも3つの州もハッキングされた。

参考記事
米核安全保障局にロシア関与疑われるハッカー攻撃、3州にも不正侵入

原題:
Microsoft Says Its Systems Were Exposed to SolarWinds Hack (1)(抜粋)

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