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21年新興国市場、債券より株式を運用会社が選好-2桁リターン予想も

  • ブラックロックやUBSなどは21年株式リターンが債券上回ると予想
  • ほぼ10年にわたり株式のパフォーマンスは債券を下回っている

2021年の新興国市場について、運用会社は債券よりも株式を選好している。

  ブラックロックやJPモルガン、UBSなど世界の大手運用会社は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)収束後の景気回復が極めて急速になるため、新興国債の1桁の利回りで満足する必要がなくなると予想。21年には株式のリターンがはるかに高くなり、ほぼ10年にわたり債券のパフォーマンスを下回っていた局面が終了する可能性が示唆されているという。

  資金の流れで判断するなら、株式への資金流入は既に始まっている。米大統領選でのバイデン氏勝利やコロナワクチン開発成功に伴うリスクオンへのシフトを受け、株式を購入する上場投資信託(ETF)への資金流入は過去6週間で債券ファンドの5倍となった。

  UBSグループのウェルスマネジメント部門で新興国資産配分責任者を務めるマイケル・ボリガー氏(チューリヒ在勤)は「ファイナンスで使用する全ての一般的な枠組みのモデルは、21年に株式が債券のパフォーマンスを上回ることを示すだろう」と指摘した。

2021 Performance Outlook

Investors are confident that currencies, bonds and stocks will rise

Source: Bloomberg survey of 63 investors, traders and strategists

Note: Total number varies as not all surveyed responded to all questions

  ボリガー氏は新興国株が2桁のリターンとなる可能性があると指摘し、バリュー株が今後6カ月に最大20%上昇するとの見通しを示した。ドル建て債のリターン予想は3%。

Riskless Returns

The risk adjusted return calculator shows bonds outperformed stocks this year in emerging markets

Source: Bloomberg

原題:
Move Over, Bonds. It’s Stocks’ Turn in Emerging-Market Spotlight(抜粋)

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