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米核安全保障局にロシア関与疑われるハッカー攻撃、3州にも不正侵入

  • 米政府機関に対するより大規模なサイバー攻撃の一環だと関係者
  • 重要な国家安全保障機能への影響はなかったとエネルギー省報道官

ロシアの関与が疑われるサイバー攻撃に複数の米連邦政府機関が見舞われた問題で、米国家核安全保障局(NNSA)と少なくとも3つの州がハッキングされた。マイクロソフトも不正侵入の被害を受け、同社製品がさらなる攻撃に使われているとロイター通信は報じた。

  事情に詳しい関係者1人によれば、核兵器を管理するNNSAおよびエネルギー省はより大規模なサイバー攻撃の一環で標的とされた。今回のハッキングによる重要な国家安全保障機能への影響はなかったことが継続中の調査で判明していると、エネルギー省のハインズ報道官が声明で明らかにした。

  ハインズ報道官は「現時点で、マルウエアはビジネスネットワークに限定されていると調査で分かっている」と指摘。「こうした攻撃に弱いと判定された」ソフトウエアへの接続を切断するなどハッキングリスクを軽減する取り組みが直ちに行われていると説明した。NNSAへのハッカー攻撃については、ポリティコが先に報じていた。

  さらに、サイバー攻撃に関するより広範な政府調査に詳しい関係者2人が語ったところでは、3州で不正侵入が発生。ただ、どこの州かは明らかにしていない。調査に詳しいもう1人の関係者は複数の州政府が攻撃を受けたと認めたものの、標的となった州の数は示さなかった。

  ロシアは攻撃への関与を否定している。マイクロソフトの広報担当フランク・ショー氏のコメントは得られていない。

原題:
Hackers Tied to Russia Hit U.S. Nuclear Agency, Three States (2)(抜粋)

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