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FRB緊急融資プログラム、財務長官に延長の権限ある-議会調査局

  • コロナ禍対応のプログラム存続を求める民主党の主張を裏付ける分析
  • 共和党は年末でのプログラム終了を経済対策法案に明記するよう要求

米議会調査局(CRS)は17日、新型コロナウイルス禍に対応するため連邦準備制度理事会(FRB)が財務省からの資金を裏付けに創設した緊急融資プログラムについて、ムニューシン財務長官が延長の判断を下せば、長官にはそのための権限があるとの分析結果を示した。

  コロナウイルス支援・救済・安全保障(CARES)法に基づくプログラムの一部を巡り、ムニューシン氏は先月、同法の規定により年末で失効すると発表し、FRBに未使用資金の返還を要請。全てのプログラムの存続が必要だとする民主党およびFRBとの間で見解の相違が表面化していた。

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  民主党のクライバーン下院院内幹事とウォーターズ下院金融委員長はCRSに対し、年末以降のプログラム延長の権限が財務長官にあるかや、緊急融資や資産購入の継続が可能かについて回答を要請。議会図書館傘下の超党派の組織であるCRSの調査担当者が17日のメモで前向きな見解を示したことは、同党の主張を裏付けることになる。

  クライバーン、ウォーターズ両氏はムニューシン氏にCRSの分析結果と共に連名の書簡を送り、「経済回復を支えるため利用可能な全手段を活用すべき局面で、FRBの緊急融資プログラムの使用を阻みかねない」として、先の判断を覆すよう要請した。財務省報道官はこの件に関してコメントを控えた。

  一方、トゥーミー上院議員をはじめとする共和党議員は17日、議会で交渉中の経済対策法案に年末でのプログラム終了を明記するよう要求。CRSの分析について同議員の報道官にコメントを要請したが、これまでのところ返答はない。

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原題:
Mnuchin Can Extend Fed Programs, Congress’s Research Agency Says(抜粋)

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