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ボーイングが来年の昇給見送り、自社株付与-業績の完全回復に3年も

  • 譲渡制限付き株式ユニット(RSU)を付与、経営首脳らは除外
  • 737MAX運航停止に新たな旅客機の需要低迷が追い打ち

米航空機メーカー、ボーイングは社員の大半を対象に来年の昇給を見送る代わりに自社株を付与すると発表した。新型コロナウイルスによる打撃からの回復に時間を要する見通しであることから、資金面の備えを厚くする。

  カルフーン最高経営責任者(CEO)は16日の従業員向けメッセージで、2023年12月14日まで同社に在籍した場合に権利が確定する譲渡制限付き株式ユニット(RSU)を付与すると説明した。ただし経営首脳と労働組合加入者は除外される。

  カルフーンCEOは、新型コロナワクチンが配布されたとしても、業績が完全に回復するまであと3年を要する可能性があると指摘した。同社の債務は610億ドル(約6兆3000億円)に膨れ上がり、全社員の約2割に当たる3万人前後の削減を計画している。主力機737MAXの1年8カ月にわたる運航停止に、新たな旅客機の需要低迷が追い打ちとなり、財務悪化に拍車がかかった。

原題:
Boeing Scraps Most 2021 Pay Raises, Gives Out Stock Instead (1)(抜粋)

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