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グーグルは広告市場操作、フェイスブックと不正取引でー米10州が提訴

  • テキサス州が今回のグーグルの反トラスト法違反訴訟を主導
  • グーグルの独禁法違反訴訟は10月の米司法省による提訴に続き2件目
テキサス州のパクストン司法長官

テキサス州のパクストン司法長官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
テキサス州のパクストン司法長官
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

アルファベット傘下のグーグルはフェイスブックと不正な取引を行い、多額の利益を生み出すデジタル広告市場で圧倒的な地位を維持しようとしたとして、テキサス州など10州が16日、同州の連邦地裁に訴訟を提起した。

  訴訟は、ウェブサイトに表示される広告の売買でグーグルが担っている中心的役割が焦点。テキサス州のパクストン司法長官は訴訟を発表したツイッターに投稿した動画で、「グーグルは独占的な力を繰り返し利用して価格のコートロールを図った」などと指摘。「この自由市場を野球の試合に例えるなら、グーグルは投手であり、打者であり、審判だ」と述べた。

  グーグルを反トラスト法(独占禁止法に相当)違反で訴える訴訟は、10月の米司法省による提訴に続いて2件目。

米グーグル、司法省が反トラスト法違反で提訴-11州と共同で

  テキサス州など10州はグーグルが技術革新ではなく、競争を阻害する排他的な戦術で市場を支配するようになったと主張している。

  グーグルの広報担当者は今回の訴訟について「根拠がない」と指摘し、同社が「ビジネスを支援し消費者に利益となる最先端の広告技術サービスに投資した」と主張した。また「デジタル広告の価格はこの約10年に下落している」とした上で、「当社の広告手数料は業界平均を下回っており、これは競争が非常に激しい業界であることの証しだ」と反論した。

  10州によると、グーグルは広告スペースが売買されるオンライン競売を操作するため、広告市場で最大の競合相手であるフェイスブックと不正な合意を結んだ。フェイスブックにコメントを求めたが、今のところ回答はない。

原題:
Google, Facebook Had Illegal Deal to Rig Ad Market, Texas Says(抜粋)

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