, コンテンツにスキップする

トルコ中銀総裁、物価抑制に向け引き締めを示唆-外貨準備積み増しへ

  • 物価動向によって正当化される場合、金融政策を引き締めると説明
  • アーバル総裁による公の場での発言、先月の就任後では初めて

トルコ中央銀行のアーバル総裁は16日、インフレ抑制に向けあらゆる手段を講じるほか、外貨準備を積み増す方針を表明した。先月の就任以降示してきた伝統的な政策ガイダンスを継続するものだ。

  同総裁はビデオ形式の会議で、物価動向によって正当化される場合、金融政策を引き締めると説明。さらに、通貨リラの安定を損なうことなく外貨建て資産の保有を増やすと述べた。

  同氏の発言は主流の金融政策への回帰を明確に示している。更迭されたウイサル前総裁の下では、1年にわたり急激な利下げが行われ、与信の急速な伸びと通貨安を招いた。アーバル氏は就任後初の11月会合で政策金利を引き上げたほか、資金供給を主に1週間物レポ金利を通して行うことで簡素化を図った。ただ、インフレは引き続き高水準にとどまり、今月24日の会合での追加利上げを求める声が強まっている。

トルコ、11月インフレ率が急上昇-中銀への引き締め継続圧力高まる

  ラボバンクのストラテジスト、ピョートル・マティス氏(ロンドン在勤)は、「アーバル総裁の一連のタカ派的な発言で、中銀が利上げで波瀾(はらん)万丈の1年を締めくくるとの観測が強まる公算が大きい」と指摘した。

  16日の外国為替市場ではアーバル総裁の発言後にリラが対ドルで上昇する場面があった。

原題:Turkey Promises New Era of Tight Policy, Higher Reserves (3)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE