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バイデン氏に圧力、進歩的な税制改革公約の実現で-議員連盟や団体

米議会の進歩的なグループや市民団体は、バイデン次期米大統領が選挙公約に掲げた極めて進歩的な税制案を確実に実現させるよう取り組んでいる。

  バイデン氏が率いる民主党は下院で辛うじて多数派を維持。上院は来年1月5日に行われるジョージア州の決選投票で2議席とも民主党が獲得した場合、両党が議席数で並ぶが、上院議長を務める副大統領の1票で民主党が実質的に過半数となる。

  こうした難しい情勢の中でも議会の進歩的なグループは、民主党左派が長年、主流の政策にしようと努めてきた税制案の実現をバイデン氏は付託されていると主張する。左派は投資収益に対する税率を引き上げ、通常の所得と同水準にするほか、企業の海外利益への上乗せ課税、富裕層の相続非課税枠の廃止を主張してきた。

  民主党は議会で圧倒的な多数派にならないことから、中道派の影響力が強まる見通しだが、民主党の進歩的な議員連盟「プログレッシブ・コーカス」に所属するドン・ベイヤー下院議員は、「われわれはなお、上院で多数派となる希望を捨てていない」とし、そうなれば税の公平性を前進させる可能性が開けるだろうと語った。

   税の公平性を提唱する米団体「 アメリカンズ・フォー・タックス・フェアネス(ATF)」の代表、フランク・クレメンテ氏は、難しい状況ではあるが富裕層や企業に増税する税制改革が実現する可能性はあると指摘。バイデン氏について「彼は税に関する自分の立場を守った。多くの批判を行い、尻込みしなかった」と述べた。ATFはバイデン氏や議会に圧力を加えている。

  バイデン氏の政権移行チームにコメントを求めたがこれまでに返答はない。

原題:
Biden Gets Prodded From Left on Tax Hikes That Now Look Unlikely(抜粋)

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