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ドイツ連銀総裁「市場規律を弱める危険」-パンデミック購入拡充巡り

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ドイツ連邦銀行のワイトマン総裁は16日、新型コロナウイルス感染拡大に対応して導入された「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」を増額し、期間も延長する先週の政策委の決定について、市場の規律を弱める危険があると語った。

  ワイトマン総裁はバーチャル形式で行ったスピーチで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う見通しの悪化に対応し、ECBが行動すべき明確な必要性が存在するとしながらも、ECBが保有する国債の量が大きくなり過ぎないことが「極めて重要」だと発言した。

  ワイトマン氏は「そうしなければ、われわれは市場への支配的影響力を得て国債のリスクプレミアムの違いをならす危険を冒すことになる。これは市場の規律をさらに弱める。とりわけ最近のPEPP拡充によりこの問題が増幅された」と述べた。

European Central Bank President Christine Lagarde And Financial Leaders at Banking Congress

ドイツ連銀のワイトマン総裁

写真家:アレックスクラウス/ブルームバーグ

原題:Weidmann Says ECB Stimulus Risks Hurting Market Discipline (1)(抜粋)

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