ヘルスケア関連株が下落、アマゾンの遠隔医療事業化を警戒
Bailey Lipschultz16日の米株式市場でマネージドケア(管理医療)や遠隔医療の関連株が下落した。米アマゾン・ドット・コムが、自社で採用している医療サービスを他の企業顧客向けに拡大することを計画しているとの報道が重し。
ビジネス・インサイダーの報道によると、アマゾンはモバイルアプリを通じて対面式とオンラインでのプライマリーケア(初期診療)を提供する「アマゾン・ケア」サービスを、他の大企業の従業員向けに拡大する可能性を検討している。現時点ではアマゾン従業員のみを対象として試験運用されているサービスにすぎない。

それでも報道を嫌気し、競合他社の株は売られた。遠隔医療のテラドック・ヘルス、マネージドケアのモリーナ・ヘルスケアやシグナのほか、ドラッグストアチェーンのCVSヘルスも下げた。
原題:Amazon Health Foray Reawakens Demons for Telemedicine Stocks (1)(抜粋)
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