, コンテンツにスキップする

ドル・円小幅安、米財政協議やFOMC待ちの中で円買い強まる

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。米追加経済対策や英・欧州連合(EU)通商交渉協議の進ちょく、きょうの米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちの中で、円買いの動きが強まった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時47分現在、前日比0.1%安の1ドル=103円54銭。103円72銭を高値に一時、103円42銭と11月9日以来の安値を更新
  • ユーロ・ドルは前日比0.1%高の1ユーロ=1.2160ドル。ここまでのレンジは1.2145ドルから1.2165ドル

市場関係者の見方

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • ドル・円は、円の割安を感じた円買いの動きが強まった可能性はある
  • 特に103円50銭の節目を抜けて、11月安値の103円18銭および103円割れを狙う動きも出たのではないか
  • 年末控えたポジション調整の円買いフローが出ている可能性もあるだろう
  • いずれにしても何か材料を捕まえてという動きではない。FOMCで追加緩和と現状維持が五分五分、米金利との相関も弱まってる中、何か確信を持った動きかというと、そこは疑問だ

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 米経済対策協議も英EU通商交渉も合意の方向を向いて協議をしているという中で、市場はリスクオンのドル売りが続きやすい状況に
  • こうした協議を眺めながらドル・円は、104円台前半が重くなってきている。ただ、103円半ば付近の固さも意識されている

三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長

  • きょうはFOMCに注目。年限長期化など債券購入のペースと構成変更の有無が焦点に。ただ、経済対策の協議が行われている中で、様子見姿勢を取るのではないか
  • 市場では債券購入変更の可能性をある程度織り込んでいることもあり、こうした行動がなければ初動では米金利上昇、ドル買いとなりやすい
  • ドル・円は下値不安がくすぶるものの、103円台半ばは下値としてはいったんいいところ。ここから104円半ばまでのレンジに。FOMC後、ドル買い戻しの中で104円付近まで戻す可能性も
ドル・円は一時約5週間ぶり安値を更新

背景

  • 米共和党のマコネル上院院内総務とマッカーシー下院院内総務は15日夜、民主党指導者との協議について、経済対策や政府資金の手当てで合意に向け前進したことを明らかにした
  • 英EU通商合意、クリスマス議会で承認も-週内妥結でも批准ぎりぎり
  • 米FOMC、将来的な資産購入を雇用とインフレの各指標に関連付ける新たなガイダンスを示す可能性-エコノミスト調査
    • ただ、現行の債券購入のペースと構成を変更する行動を直ちに起こすことはないとも予想
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE