, コンテンツにスキップする
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
cojp

FOMC、債券購入プログラム変更の是非検討へ-新ガイダンス提示か

  • FF金利誘導目標レンジ、0-0.25%に据え置きはほぼ確実
  • 2023年いっぱいは事実上のゼロ金利維持の見通し確認か
A National Parks Service worker walks past the Marriner S. Eccles Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S., on Wednesday, July 31, 2019. The Federal Reserve is widely expected to lower interest rates by a quarter-point at its meeting that concludes Wednesday and leave the option open for additional moves despite demands by President Donald Trump for a "large" rate cut.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

新型コロナウイルス感染状況の悪化に伴い米経済は減速しつつあり、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめとする当局者は、成長支援強化に向けて債券購入プログラムを変更するかどうかを検討している。

  3月にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%に引き下げた連邦公開市場委員会(FOMC)は15、16両日の会合で、その据え置きを決めるのがほぼ確実と見込まれている。

  米東部時間16日午後2時(日本時間17日午前4時)のFOMC声明と最新の経済予測の公表に続き、パウエル議長が2時半から記者会見する。

  エコノミストは月間合計1200億ドル(約12兆4000億円)の債券購入プログラムについて、完全雇用と2%のインフレ目標の達成に向けた進展具合と、購入をいつまで続けるかを関連付ける新たなガイダンスをFOMCが示す可能性があると予想する。

FOMC、債券購入で新たなガイダンス示す可能性-エコノミスト調査

  連邦準備制度はこれまで、「今後数カ月にわたって」購入ペースを維持するとしてきているが、11月4、5両日のFOMCで、購入プログラムに関するガイダンスを「かなり早い時期」に強化する議論が交わされたことが議事要旨で示されたため、市場のこうした予想につながった。

  グラント・ソーントンのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏は「最も失望すべき事態は、資産購入に関して何らかのガイダンスが提示されないことだろう。連邦準備制度の最強の手段は、彼らがそこにいてくれるという認識だ」と語った。

New Guidance Coming

The FOMC is considering linking bond buying to economic conditions. Most economists expect that step at today's meeting.

Source: Bloomberg survey of economists, Dec. 4-10, 2020

  債券購入を巡る決定は米国債相場に影響を及ぼす可能性がある。連邦準備制度が買い入れる国債の平均残存期間を延長するか、月間の購入額を増やすかをしない場合、米10年債利回りが1%を付けるか、この節目の水準を上回ることも考えられる。

米10年債利回り1%突破も-FOMCで購入プログラム変更なければ

  一方、FOMC参加者による最新の経済予測では、2023年いっぱいまで事実上のゼロ金利政策が続けられるとの見通しが示されることになりそうだ。その場合、インフレ率が一定期間の平均で目標の2%に達するまで金融引き締めを先送りするとのパウエル議長のメッセージを補強する形となる。

Disappointment if Fed takes no action this week could lift yields

Forecasts

Fed has missed 2% inflation since 2012

原題:Fed Mulls Shift in Bond Buying Program: FOMC Decision-Day Guide(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE